体幹筋力発揮時間とバランスの関係
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概要
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〔目的〕本研究は,体幹筋力がバランス能力に関係しているのではないかと考え,転倒の危険因子であるバランス能力を改善させる体幹筋のバランス運動を行い,運動効果を検討した.〔方法〕健常若年者で体幹筋のバランス運動を週2回12週間行い,運動効果を検討した.評価項目は静的・動的バランス,筋力,柔軟性である.評価方法としてBIODEXを用い,体幹筋力を測定し,また,Balance masterを用い,mCTSIB,LOSを評価した.さらに全体の変化をとらえるためにパフォーマンステストを用いた.〔結果〕静的バランス(EOF.SI),動的バランス(TUG),体幹筋力発揮時間(伸展加速時間)においてESは効果量が大きいとなり,バランス運動の効果が認められた.〔結語〕体幹筋力発揮時間とバランスの関係が示された.
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