低酸素性虚血性脳症児の理学療法経過
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概要
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対象は3歳5か月の時に低酸素性虚血性脳症と診断された女児。患児は治療開始当初の3歳8か月のとき寝返りができなかった。治療期間は3歳8か月から8年間実施した。今回,患者に抗重力伸展活動を促す理学療法を実施した。その結果,患者は四肢の痙縮,腰背筋群のアテトーゼ,下部体幹から骨盤周囲筋群の低緊張,右下肢の屈曲スパズムを呈したが,患児は9歳8か月で独歩可能となった。
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