脳卒中片麻ひ患者における半側空間無視と歩行自立度の関係
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概要
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脳卒中後の半側空間無視と実用的な歩行自立度の関連性を明らかにすることを目的に,当院回復期リハビリテーション病棟に入院し,理学療法室内での歩行が自立した42名を対象として,USN有無・重症度と歩行自立度の関係について検討した。入院時のUSN有無・重症度と3ヶ月時の歩行自立度には相関は認められなかったが,3ヶ月時のUSN有無・重症度と3ヶ月時の歩行自立度には相関が認められた。しかし,歩行自立度におけるUSN重症度の判別寄与率は14.4%にとどまり,USN以外の要因が歩行自立度に大きな影響を及ぼしていると推察された。
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