イオン液体の構造と物性相関
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概要
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イミダゾリウム、ピリジニウム、テトラアルキルアンモニウムなどのカチオン誘導体と様々なアニオンとからなるイオン液体の粘度と融点を計算する式を構築した。カチオン分子を特徴づける説明因子として半経験的分子軌道法の計算結果から得られるダイポールモーメント、軌道エネルギー、電荷の情報などと分子の表面積、体積、卵形度を組み合わせ、推算式の係数を遺伝的アルゴリズムを用いて決定した。融点(Tm)に関しては一部推算値から大きく外れるものがあるが粘度(Vis.)に関してはR2=0.9464と非常に良好に実験値を再現できた。
- 公益社団法人 日本化学会・情報化学部会の論文
公益社団法人 日本化学会・情報化学部会 | 論文
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