索引語を用いた生物医学文献データベースの比較研究
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
医学分野における研究論文は、収録対象とする主題分野の異なる様々なデータベースに収録されることが多い。本研究では、「抗菌物質に関する研究」についての論文を対象として、医学とその境界領域の文献を収録するMEDLINE, EMBASE, BIOSIS, およびSCIの4つのデータベースにおける索引語の付与状況を分析し、その違いに基づいてデータベースの特徴を明らかにした。その結果、索引語を付与する際の視点は、データベースごとに異なっていることが確認された。さらに、数量化理論による分析を行った結果から、MEDLINEでは「生物科学」「人間の集団」、EMBASEでは「化学物質と医薬品」「疾病」、BIOSISでは「生物体」のように、各データベースの索引語付与には特徴的な傾向のあることが見出された。
- 公益社団法人 日本化学会・情報化学部会の論文
公益社団法人 日本化学会・情報化学部会 | 論文
- 城西大学化学科における情報教育
- 工業高等専門学校における情報化学と新たな化学教育への試み :― 森林学習法 ―
- 計算化学から情報科学、サイバー世界へ
- 合成化学者が考える合成設計
- 教育・学習システムの動向