床版下に消波工を有する桟橋の水理特性について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
床版下に消波工を有する桟橋 (消波型桟橋) を対象として系統的な模型実験を行いその水理特性を調べた. 消波型桟橋においては, 通常型桟橋に比べて揚圧力を大幅に低減でき, その低減率を構造および波浪条件をパラメーターとして定式化した. また, 反射率の低減効果を確認し, 港内静穏度向上のために有効な構造であることを示した. 一方, 桟橋完成後の消波ブロックの補修が困難であることから, 耐波安定性の確保が重要である. このため分力計を用いて床版下の消波ブロックに働く波力特性を明らかにした上で, 安定実験結果に基づいて消波ブロックの安定数を新たに提案した.
- 土木学会の論文
土木学会 | 論文
- 都市のあるべき姿を求めて
- 地域・自治体の取組み 景観法をどう使う?--景観整備新時代の行動計画 (特集 景観法と土木の仕事) -- (第1章 美しい国づくり政策大綱と景観法を受けたさまざまな取組み)
- コンクリート舗装における路盤面の残留変形特性に関する実験的研究
- コンクリート舗装における路盤K値と弾性係数の換算式に関する実験的研究
- 地下街を抱える高度に都市化された地域の内水氾濫に関する数値解析