経験的サイト増幅・位相特性を考慮した強震動評価手法に基づく既往の大規模地震における宮城県白石市緑が丘団地での強震波形の推定
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概要
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宮城県白石市緑が丘の宅地造成斜面では、1978年宮城県沖地震(Mj7.4)ならびに2011年東北地方太平洋沖地震(Mw9.0)において斜面崩壊を伴う深刻な被害が発生した。一方、2005年宮城県沖を震源とする地震(Mj7.2)においては、当該斜面は無被災であった。これらの大規模地震時において当該斜面に作用した地震動を推定することは、宅地造成斜面の耐震性評価手法の精度向上を図る上で大変有意義である。そこで本稿では、当該斜面の法肩と法尻において地震アレー観測を実施し、得られた記録などに基づいて、これらの大規模地震時における当該斜面での強震波形を評価した結果について報告する。
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一般社団法人 日本地震工学会 | 論文
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