アカボウクジラ新生仔の舌形態
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概要
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アカボウクジラ新生仔の舌を肉眼および走査型電子顕微鏡で観察した。舌は舌前部が幅広いスプーン状を呈し,その辺縁には3タイプから成る辺縁乳頭が複雑に分布していた。また,舌中央部両側には入り組んだ溝が観察された。舌背の上皮を剥離して現れる結合織芯は,円錐状を呈していたが,辺縁乳頭では一次芯から二次芯が派出し,溝では細長い棒状を呈していた。アカボウクジラ新生仔はこれら特徴的な舌形態を呈していた。
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日本野生動物医学会 | 論文
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