腐朽した土台材中に存在する菌類の菌叢解析
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
住環境において木材腐朽菌の菌群やその菌叢を特定することは木質住宅の維持管理を適切に行うために重要な課題である。本研究ではこの目的を達成するため,変性剤濃度勾配ゲル電気泳動法ならびにクローンライブラリー法で得られた糸状菌類のリボソームDNA の内部転写スペーサー領域の塩基配列に基づき,菌種の同定を試みた。その結果,主要な菌として検出された菌はUncultured Basidiomycota(現時点で菌種が特定されていない担子菌)と最も相同性が高かった。そこで系統分類解析により,これらの菌についての分類学的位置を明らかにした。
- 公益社団法人 日本木材保存協会の論文
公益社団法人 日本木材保存協会 | 論文
- 木材乾燥技術の現状と動向
- 福島県における木材保存に関する試験研究の取り組みについて
- 公益社団法人日本木材保存協会第27回年次大会ポスター発表に参加して : ポスター発表について考える
- Decay-resistance of particleboard.
- 難注入木材の液体浸透 (I)-毛管圧浸透と加圧注入における5樹種の方向別浸透性-