Geriatric Nutritional Risk Indexによる透析患者の予後予測能力について : Body Mass Indexあるいは血清アルブミン単独との比較
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概要
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【目的】栄養スクリーニングツールであるGNRIと維持透析患者の死亡率との関連を調査した. 【対象】厚生連高岡病院において2005年末以降2012年末までに日本透析医学会の統計調査票に記載された患者193名を対象とした. 【方法】本試験は統計調査票からGNRIを算出し, 総死亡をエンドポイントとしてハザード比を算出した観察研究である. 【結果】年齢, 糖尿病の有無で調整したGNRIの総死亡に及ぼすハザード比は0.961であり, 統計的有意であった. 【結論】栄養状態の悪い透析患者の長期的生命予後は不良である. GNRIは透析患者の長期的生命予後の指標として有用であるが, BMIのほうが予後予測能力はより高い可能性がある.
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一般社団法人 日本透析医学会 | 論文
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