ホルムアルデヒド系樹脂 (第109報):ハイ-オルト-フェノール・ホルマリン樹脂の生成についての分子軌道法による考察
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概要
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Mg<SUP>2+</SUP>>Ca<SUP>2+</SUP>>Sr<SUP>2+</SUP>>Ba<SUP>2+</SUP>>Li<SUP>+</SUP>>K<SUP>+</SUP>>Na<SUP>+</SUP>の順序で, その水酸基塩はいわゆるハイ-オルト-フェノールホルマリン樹脂を与えることが知られている。本報で分子軌道法的にその理由を明かにする。即ち以上の順で, Me<SUP>n+</SUP>…<SUP>-</SUP>O-C<SUB>6</SUB>H<SUB>5</SUB>が生じやすいことを計算によって証明し, それにもとづいてオルト位置に<SUP>δ+</SUP>CH<SUB>2</SUB>=O<SUP>δ-</SUP>が付加しやすいことを述べる。
- Japan Thermosetting Plastics Industry Associationの論文
著者
-
井本 稔
関西大学工学部
-
堀内 光
大阪市立工業研究所プラスチック課
-
山田 隆男
丸善石油 (株) 研究所
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高橋 晨生
丸善石油 (株) 研究所
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藤井 勤也
丸善石油 (株) 技術開発部
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中村 孝一
丸善石油 (株) 研究所
-
鈴木 健
丸善石油 (株) 研究所
-
殿谷 三郎
大阪市立工業研究所
-
堀内 光
大阪市立工業研究所
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