矛盾データを有する橋梁点検データからのラフ集合によるルール抽出方法
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概要
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本研究では,矛盾を有する橋梁点検データを用いて,ラフ集合によりルールの抽出を行う.現実の橋梁点検データは点検項目の値が同一であったとしても,その評価が異なることが多々ある.そこで,矛盾を考慮するために,ラフ集合に応用する矛盾救済アルゴリズムを提案する.この手法は,条件属性の値が同一で,決定属性の値が異なる場合に,決定属性の値の割合に着目し,その割合が設定した値によって解析対象データに残し(救出)たり削除したりする方法である.そこで,本研究は,矛盾救済アルゴリズムを提案し,その有効性の確認とそのパラメータ(抽出率)の設定値に関して検討を行ったものである.
- Japan Society for Fuzzy Theory and Intelligent Informaticsの論文
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