インターネットによる農業経営診断システム
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概要
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経営改善のためには、経営収支の把握分析は不可欠である。しかし、複式記帳を実施する農家はまだ少なく、また、その記帳結果を経営改善に活用できていない事例も多い。その理由は、用いられる診断手法が家族経営に適合したものとなっていないことや、それら経営分析の多くは関係機関の指導者等により実施されており経営者の自発的取り組みとして十分展開されていないことにあると考えられる。また、財務分析は収支や資産・負債の状況を整理するものであるだけに、当該経営以外の者がその内容を把握することは困難なことも、会計記録を活用した経営改善指導推進に当たって制約となっている。このような背景から、30万戸を超える農家が実施している青色申告決算書のデータを活用して、インターネットの利用により農業経営者自らが自分の経営の診断・分析を行えるシステムを開発した。
- 農業情報利用研究会の論文
農業情報利用研究会 | 論文
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