咬合平面に関する研究
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概要
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頭部X線規格写真を応用して, 日本人青年とインド人頭蓋とについて, 上顎骨正中部のANSとProsthionの各点とNasionとを結んだ平面に対するFrankfort平面, ANS平面, Camper平面ならびに咬合平面とのなす角について計測し, 両者の関係を推計学的に比較検討した.その結果, イソド人の上顎骨の正中部は日本人より前方突出が強く, Frankfort平面に対して咬合平面のなす角度は日本人よりインド人のほうが小さい.また, 日本人では上顎骨の正中部の前方突出が強くなるにつれて咬合平面はFrankfort平面に対し傾斜が弱くなる.すなわち, 平行に近くなる.しかし, インド人ではこのような傾向は認められなかった。
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昭和大学・昭和歯学会 | 論文
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