サクラマスの銀化変態に伴う血中チロキシン量,皮膚および血中グアニン量,および血清総蛋白量の変化
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
Changes in concentrations of serum thyroxine, skin and serum guanine, and total serum protein were measured in hatchery-reared masu salmon Oncorhynchus masou during smoltification. In June, the condition factor was at its lowest value while the serum thyroxine was at its highest level, showing the occurrence of the peak of smoltification in the stock used in the present study. Total serum protein decreased significantly in May, gradually increasing thereafter. Serum guanine increased from April and reached a maximum in May. In contrast, skin guanine dropped to a minimum in May but rose in June to reach a peak in July, suggesting that guanine was transported to the skin from the circulation. By measuring the serum guanine concentrations, it is possible to analogize the degree of the development of smolting.
- 日本水産學會の論文
著者
-
浦 和寛
北海道大学大学院水産学研究院
-
浦 和寛
Graduate School Of Fisheries Science Hokkaido University
-
原 彰彦
北海道大学大学院水産科学研究院
-
原 彰彦
北海道大学
-
山内 晧平
北海道大学水産学部
-
浦 和寛
北海道大学・水産学部・機能生物学講座
-
浦 和寛
北海道大学水産学部淡水増殖学講座
関連論文
- シマアジ胚発生に及ぼす低酸素と高二酸化炭素の影響
- ヌードマウス移植ヒト endodermal sinus tumorに対する抗ヒト alpha-fetoprotein特異抗体の影響
- Induction of centrum defects in amberjack Seriola dumerili by exposure of embryos to hypoxia
- シロサケ卵中に含まれる主要アレルゲンの探索
- 469 魚卵アレルゲンの検出
- 化学発光免疫測定法によるメバチマグロ血中ビテロジェニン測定系の確立
- 銀化特異タンパク質 : サクラマスの銀化変態に伴う血中量の変化および血中量に及ぼす甲状腺ホルモンの影響
- シロサケ(Oncorhynchus keta)成長ホルモンの精製
- サクラマスの銀化変態に伴う血中チロキシン量,皮膚および血中グアニン量,および血清総蛋白量の変化
- マダイ成長ホルモンのラジオイムノアッセイ
- イトウの血清イムノグロブリン M (IgM) : 精製, 血中濃度測定ならびに Salmincola stellatus に対する特異 IgM の産生
- 放射免疫拡散法(SRID)によるマダイビテロジェニンの定量
- サケ科魚類の母川回帰機構:視覚と嗅覚の役割
- ヒラメ(Paralichthys olivaceus)血清中の免疫グロブリン(IgM)の精製
- Scale calcification in the goldfish in vitro : histological and quantitative analysis
- Post-molt processes of cuticle formation and calcification in the Japanese mitten crab Eriocheir japonicus
- シロギス雄の血中ビテロゲニン量に及ぼす雌魚の影響
- マハゼ2型ビテロジェニンを指標とした日本沿岸環境水のエストロジェン強度評価(平成15年度日本水産学会論文賞受賞)
- 平成19年度日本水産学会秋季大会を開催して
- II(4) 日本水産学会のありかた(理事会主催シンポジウム 水産学と日本水産学会の未来 Part-I)
- 胎生魚ナガガジの妊娠期における胎仔の成長
- エゾメバル雌特異血清蛋白の免疫学的検索
- エゾバフンウニ Strongylocentrotus intermedius 消化管からタンパク質分解酵素(スブチラーゼ)の精製
- サクラマス(Oncorhynchus masou)血清の免疫グロブリン(IgM)の精製および定量
- サクラマスOncorhynchus masouの体腔液産生に伴う血漿タンパク成分の体腔への移動について
- 0年魚サクラマス(Oncorhynchus masou)スモルトの海水適応能に及ぼす甲状腺粉末投与の効果
- 採卵後のサクラマスに見られた体腔壁内面の水腫様膨隆:特に体腔液産生とのかかわりについて
- 平成19年度水産学進歩賞受賞者(水産植物の組織培養とモデル実験系の樹立に関する研究) : 嵯峨直恆氏
- エストラジオール-17β投与によるウミネコ血中ビテロジェニンの動態
- 時間分解蛍光免疫測定法によるマコガレイPleuronectes yokohamaeコリオジェニンの定量法開発
- 魚類卵黄タンパク質前駆物質に関する免疫生化学的研究
- 魚類の卵形成と雌特異蛋白質ビテロジェニン"環境ホルモン"のバイオマーカー
- 内分泌攪乱物質の生態影響 : 魚類への影響
- 水環境における汚染影響評価のバイオマーカーとしてのビテロジェニン (特集 環境影響評価のバイオマーカー)
- 魚の血液で環境ホルモン汚染をみる--バイオマ-カ-としての血清タンパク,ビテロジェニン (特集 環境ホルモンの現在--未来を取り戻すために)
- アメマスSalvelinus leucomaenisビテロゲニンの卵黄蛋白質への特異的分解
- サケ体腔上皮および卵巣懸膜上皮における体腔液特異蛋白の免疫組織化学的検出〔英文〕
- アメマスのビテロゲニンと卵黄蛋白
- ウニ生殖巣の分化と成熟の過程を探る
- 魚類の回遊と生殖機構に関する研究
- シロサケ脳下垂体投与によるイトウ(Hucho perryi)雄の最終成熟誘起
- 生体外培養によるウナギ卵の成熟促進と卵の初期発生
- 鮭はどうして同じ川を登るか
- ホタテガイの貝殻およびニジマス耳石中の微量元素組成を用いた養殖地識別の試み
- マダイの成長に対する組換え体マダイ成長ホルモンの投与効果〔英文〕
- 大腸菌分泌ベクタ-を用いた組換えマダイ成長ホルモンの産生とそのマダイ肝細胞膜への結合活性〔英文〕
- ウナギの初期発生について
- シロザケ雄の産卵回遊に伴う血中ステロイドホルモン量の変動ならびに精巣のin vitroステロイドホルモン産生能の変化
- シロザケ雌の産卵回遊に伴う血中ステロイドホルモン量の変動ならびに卵巣のin vitroステロイドホルモン産生能の変化
- サクラマスOncorhynchus masouの体腔液産生に伴う血漿タンパク成分の体腔への移動について
- サクラマスの銀化変態に伴う血中チロキシン量,皮膚および血中グアニン量,および血清総蛋白量の変化
- サケ体腔上皮および卵巣懸膜上皮における体腔液特異蛋白の免疫組織化学的検出〔英文〕
- 魚類の卵形成タンパク質に関する免疫生化学的研究
- Changes in levels of dual vitellogenin transcripts and proteins in cutthroat trout Oncorhynchus clarki during ovarian development
- 第3回ORIシンポジウムに参加して
- サケ科魚類の海水適応能の発達とその内分泌制御機構(第3回MRI(Marine Research Institute)シンポジウム「Marine ecophysiology」)
- サケ・トランスフェリンの精製と物理化学的性状
- サケ血清蛋白の性差ならびにメス特異蛋白の精製
- 魚類血清蛋白の電気泳動的,免疫学的分析
- カットスロートトラウト Oncorhynchus clarki における2型ビテロジェニン転写産物および蛋白質の卵発達に伴う発現変化