ハイブリッドミオシンの調節軽鎖の解離性
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
In order to investigate whether the regulatory light chain (R-LC) removability depends on the R-LC or on desensitized myosin (DM) in the molluscan myosins, various hybridized myosins were prepared by combining of akazara DM with the R-LC of surf-clam foot and Atrina adductor myosins, and also of surf-clam DM with the R-LC of akazara scallop, ezo-giant scallop and Atrina adductor myosins. By using these myosins, it was observed that Ca-sensitivity of the Mg-ATPase activity of akazara intact myosin significantly decreased above 20°C, however, that of the akazara hybridized myosins with surf-clam and Atrina R-LCs practically unchanged. Whereas, the Ca-sensitivity of surf-clam myosin did not decrease above 25°C, but the surf-clam hybridized myosins with the akazara scallop and ezo-giant scallop R-LCs remarkably decreased. It was also observed that the Ca2+ and Mg2+ concentrations for 50% dissociation of the R-LCs by heat (30°C)-treatment was estimated to be 4μM and 240μM for the akazara intact myosin, 0.2μM and 10μM for the akazara hybridized myosin with surf-clam R-LC, 0.2μM and 16μM for surf-clam intact myosin, and 3.7μM and 100μM for surf-clam hybridized myosin with akazara R-LC. From these results, it is concluded that the difference in the affinity of R-LC to DM is de-pendent mainly on the R-LC rather than on the heavy chain.
- 日本水産學會の論文
著者
関連論文
- 亜臨界反応装置の製作と未利用バイオマス資源の分解への活用
- アワビ消化管由来の海産紅藻スサビノリ細胞壁分解酵素の調製
- 1P037 赤外分光法によるアカザラガイトロポニンC変異体(E142D)と金属イオンとの相互作用に関する研究(蛋白質 B) 構造・機能相関)
- 棘皮動物ホスホリパーゼA_2の構造と機能(ミニシンポジウム : 水棲動物のリポタンパク質・ホスホリパーゼA_2・レプチン受容体)
- イトマキヒトデホスホリパーゼA_2変異体の基質極性基特異性
- 赤外分光法によるアカザラガイトロポニンC変異体(E142Q)のMg^結合に関する研究
- 2H1500 アカザラガイ閉殻筋トロポニンCにおけるCa^、Mg^配位構造
- 3PB029 アカザラガイトロポニンCのNMRによる溶液構造解析とFT-IRによるCa^配位構造解析
- アカザラガイ トロポニンCのCD、NMRスペクトル解析
- 軟体動物トロポニンTとトロポミオシンの一次構造と相互作用部位
- 軟体動物トロポニンCの単一Ca^結合部位(SiteIV)の変異体
- ウバガイ斧足筋にはトロポニンは存在しない〔英文〕
- アカザラガイ・ミオシンのATPase活性におよぼすフィラメント形成の影響
- アカザラガイと脊椎動物のミオシンにおけるATPase活性とフィラメント形成能の比較
- アカザラガイハイブリッドミオシンの生化学的性質〔英文〕
- アカザラガイ・ミオシンのトリニトロフェニル化〔英文〕
- 軟体動物ミオシン調節軽鎖とウサギ・ミオシンの交差結合
- ハイブリッドミオシンの調節軽鎖の解離性
- アカザラガイミオシンおよびそのハイブリッドミオシンのCa感受性とCa結合性
- 魚類のミオシン軽鎖とアカザラガイ・ミオシンとの交叉試験
- 二枚貝平滑筋および横紋筋ミオシンの調節軽鎖の解離性
- アカザラガイ横紋閉殻筋ミオシンの加熱による調節軽鎖の可逆的解離
- Comparative study on general properties of alginate lyases from some marine gastropod mollusks
- 南極産オキアミアクトミオシンの生化学的性質
- 魚類,ホタテガイ,ウサギ筋肉のミオシンとアクチンから合成したアクトミオシンの温度安定性
- 水産動物筋肉中の有機燐酸化合物に関する研究 ⅩⅧ:エゾアワビ筋肉中の酸可溶核酸成分について
- エゾアワビから得られた新規のエキソ型アルギン酸リアーゼ HdAlex : エンド型のHdAlyと協同してアルギン酸を不飽和二糖にまで分解
- 海産無脊椎動物筋肉中のホマリンに関する研究
- 水産無脊椎動物筋肉タンパク質の生化学的研究
- アカザラガイ・ミオシンの加熱初期の変性
- アカザラガイ・ハイブリッド・ミオシンにおける調節軽鎖の結合性
- アカザラガイ横紋筋および平滑筋筋原線維の脱感作と再感作
- ホタテガイ閉殻筋からの筋原繊維の調整とその生化学的性質について
- ウバガイ斧足筋にはトロポニンは存在しない
- ホタテガイ閉殻筋横紋部から調製したミオシンの性質
- エゾアワビ外套膜の酸可溶核酸成分の研究
- ウバガイおよびホタテガイ平滑閉殻筋から調製したアクチンの性質
- 海洋生物の高分子
- 海洋生物の高分子
- アカザラガイ横紋閉殻筋ミオシンの加熱変性
- ホタテガイ・トロポニンCのCNBr-フラグメントの性質と部分アミノ酸配列
- アカザラガイ・ミオシンのATPase活性におよぼすフィラメント形成の影響
- 軟体動物ミオシン調節軽鎖とウサギ・ミオシンの交差結合
- アカザラガイ・ミオシンのトリニトロフェニル化〔英文〕
- アカザラガイハイブリッドミオシンの生化学的性質〔英文〕
- アカザラガイと脊椎動物のミオシンにおけるATPase活性とフィラメント形成能の比較
- アカザラガイ・ミオシンの加熱初期の変性
- アカザラガイ・ハイブリッド・ミオシンにおける調節軽鎖の結合性
- ハイブリッドミオシンの調節軽鎖の解離性
- アカザラガイ横紋筋および平滑筋筋原線維の脱感作と再感作
- アカザラガイ平滑閉殻筋とウバガイ平滑斧足筋ミオシンATPaseの一般的性質とCa2+感受性について
- 魚貝類筋肉タンパク質の構造と機能の解析
- ウバガイ,ホタテガイおよびアカザラガイ閉殻筋アクトミオシンの性質の比較について
- ホタテガイ閉殻筋横紋部ミオシンのイオン交換クロマトグラフィ-による精製
- ホタテガイ閉殻筋横紋部からアクチンの調製とその生化学的性質について
- アカザラガイ閉殻筋からアクトミオシンの調製について
- 酵素作用を利用した健康機能成分の作出
- 海産軟体動物から得られる多様なラミナリナーゼ : 動物種の生活環境と関連した酵素特性の違い
- II-2. 酵素作用を利用した健康機能成分の作出
- ウバガイ斧足筋の新160kDaアクチン結合タンパク質の精製と性質〔英文〕
- 魚類のミオシン軽鎖とアカザラガイ・ミオシンとの交叉試験
- アカザラガイミオシンおよびそのハイブリッドミオシンのCa感受性とCa結合性
- 南極産オキアミアクトミオシンの生化学的性質
- 魚類,ホタテガイ,ウサギ筋肉のミオシンとアクチンから合成したアクトミオシンの温度安定性
- 二枚貝平滑筋および横紋筋ミオシンの調節軽鎖の解離性
- 洗浄による貝類および魚類の筋原線維とミオシンBからのアクチンの損失
- アカザラガイ横紋閉殻筋ミオシンの加熱による調節軽鎖の可逆的解離
- ホタテガイ閉殻筋からの筋原繊維の調整とその生化学的性質について