培養併用蛍光 in situ ハイブリダイゼーション法を用いた汚染指標大腸菌の迅速定量検出
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ECO636プローブは E.coli と Shigella 属に対して特異性を示した.汚染指標として E. coli を検出するためのFISHFC法におけるマイクロコロニー形成のための培養時間はSEL液体培地で7時間が最適であった. E. coli 新鮮培養菌を用いた FISHFC 法と平板塗抹法での生菌数には有意差は認められず(p >0.05),さらに,E. coli を接種した食品サンプル(8種類)からの検出でも,FISHFC 法と平板塗抹法での生菌数値に有意差は認められなかった. したがって,本研究で設計した ECO636 プローブを用いた FISHFC 法による E. coli の定量検出法は,培養時間7時間およびFISH操作2時間の合計9時間で,E. coli を平板塗抹法と同等の精度かつ迅速に検出·定量できる方法であり,汚染指標としての E. coli 定量検出に有用な方法であることが明らかとなった.
論文 | ランダム
- Study of Pulse Laser Assisted Metalorganic Vapor Phase Epitaxy of InGaN with Large Indium Mole Fraction
- 高齢者の回想前後における生活満足度の変化 : 視覚アナログ尺度を用いて
- Hydrofluoric-Treated GaAs Surfaces Analyzed by Contact Angle Measurement and Auger Electron Spectroscopy
- Observation of HCl- and HF-Treated GaAs Surfaces by Measuring Contact Angles of Water Droplets
- Reflection High-Energy Electron Diffraction Intensity Oscillations during Si MBE Growth on HF-Treated Si(111) Surface