EPTFEメンブレンを用いた組織再生誘導法の臨床効果について
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概要
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慢性辺縁性歯周炎と診断され初期治療を終了した52名の60歯にEPTFE (expanded polytetrafluoroethylene) メンブレン (Gore-Tex® periodontal material) を用いた組織再生誘導法 (GTR法) を行った。60歯のうち根分岐部病変を有するものが21歯, 垂直性骨欠損を有するものが39歯であった。粘膜骨膜弁を剥離後, スケーリング・ルートプレーニングを行い, メンブレンを試適, 縫合固定し, 歯肉弁を戻し縫合した。メンブレンの除去は1ヵ月後に行った。術後6ヵ月目の診査で, 根分岐部病変では3.36±2.08mmのポケットの減少および2.64±2.55mmの臨床的アタッチメントの獲得が認められた。垂直性骨欠損部ではポケットの深さの減少量は3.45±1.43mm, 臨床的アタッチメントの獲得量は1.77±1.77mmであった。いずれも手術前に比べ術後6ヵ月では有意の改善が認められた。このことより, 歯周外科治療においてEPTFEメンブレンを用いたGTR法は有用な処置法であることが示唆された。
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