咬筋に誘発された反射性筋活動に対する臼歯部咬合の影響
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概要
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本研究では, 3種の刺激方法 (a. 上顎右側中切歯へのtapping刺激, b. 上顎右側中切歯唇側歯肉への電気刺激, c. オトガイ部へのtapping刺激) で咬筋に誘発された反射性筋活動が, 臼歯部咬合によって抑制されるか否かを検討した。その結果, 3種の刺激で咬筋に誘発された反射性筋活動は, 臼歯部咬合によっていずれも明らかに抑制された。また, この臼歯部咬合による咬筋筋活動の抑制は, 咬合している上下顎臼歯歯肉の浸潤麻酔後には完全に消失した。したがって, この臼歯部咬合による咬筋筋活動の抑制は, 咬合している臼歯部歯根膜中に存在する機械的受容器からの求心性信号によって生じたことが示唆された。
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