3種の Bacteroides 菌によるウサギ多形核白血球からのライソゾーム酵素放出に関する研究
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概要
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雌家兎腹腔内より多形核白血球を主とする腹腔液を採取した。Bacteroides gingivalis 381, Bacteroides intermedius 20-3, Bacteroides melaninogenicus ATCC 15930を凍結乾燥された状態から生理食塩水中に浮遊させた。白血球液, 各細菌浮遊液とを調整した後混合し, 30, 60, 90分インキュベーションした。その後上清のカテプシンD,β-グルクロニダーゼ, 酸性フォスファターゼ, 乳酸脱水素酵素の各活性を測定した。その結果, B. gingivalis が有意に多くのライソゾーム酵素を多形核白血球から放出させた。その作用機序としては, 細菌中の熱に不安定な成分が関与している事が認められた。さらに混合液中にテトラサイクリンを加える事により多形核白血球からのライソゾーム酵素の放出が抑制される事が示された。
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