歯周炎患者および健常者の咬合圧, 咬合接触面積, 咬合力に関する研究
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
歯周炎の進行程度が咬合圧 (kg/mm2), 咬合接触面積 (mm2) 咬合力 (kg) にどの程度影響を与えるかについて研究を行った。測定は咬合圧と咬合接触面積, 咬合力とを同時に測定できるというオックルーザルプレスケール(R)の特性をもちいて歯周組織の健全な者と軽度および中等度歯周炎を有する者の咬合圧と咬合接触面積, 咬合力について行った。その結果, 以下の結論を得た。1) オックルーザルプレスケールは咬合診査や咬合調整に有効な咬合診査材である。2) 歯種別平均咬合圧, 咬合接触面積, 咬合力の大きさは3群共第2大臼歯が最大で, 次いで第1大臼歯, 第2小臼歯, 第1小臼歯の順だった。3)咬合圧と咬合接触面積は咬合力と正の相関を示した。4) 咬合接触面積と咬合力は歯周炎の進行に伴って有意に減少した。
論文 | ランダム
- ドイツ Erlangen で開催された IASP Research Symposium "Hyperalgesia : Molecular Mechanisms and Clinical Implications" に出席して
- メディア対実体験か?メディアと実体験か? : 伝統的に子育てに何を学か(3)
- アザリングと子育て支援センター
- ノバルティスシンポジウム「病態痛 : 分子から臨床まで」を終えて
- 特別寄稿 "痛みの10年"宣言と脳の世紀 (第5土曜特集 痛みシグナルの制御機構と最新治療エビデンス)