人工赤血球への道―新しい赤血球膜を求めて―
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
まず本論に入る前に,血液不足の現況を中心に,毎年輸血学会でとりあげられる問題にふれてみた。われわれの研究がまだ完成しない現在-というのはおこがましい話ではあるが-当分献血制度を進めていく以外,血液不足に対処する道はない。ここで,“どうぞ献血を”といったら諸賢のお叱かりを受けるだろうか。次に血液,特に赤血球,ヘモグロビンの持つ特性について詳しく述べた。われわれが生命の本質にせまろうとするとき,そこに展開される神の創造物の偉大さをこ心をうばわれ,目をみはるのである。最後にわれわれの研究の一端を述べた。前章で詳しい解説をしたため,本論が十分意を尽せなかったかと思われる。廃物利用の,地味な学問だが,意外に分野は広く,やってみるとけっこうおもしろい領域である。学問とはすべてそういうものなのかも知れないのだが。
論文 | ランダム
- 70%および99.5%エチルアルコール作用後のラット眼窩下神経の生理学的ならびに組織学的変化に関する研究
- 完全静脈麻酔における薬剤投与の時期のパラメータに関する研究 : ラット体性感覚誘発電位での検討
- 1286 Stroke Unit病床における早期離床と阻害因子について(神経系理学療法23, 第42回日本理学療法学術大会)
- Comparison between Sirolimus-Eluting Stents Implantation and Directional Coronary Atherectomy for Patients with Ostial Lesions (Coronary Revascularization, PTCA/Stent/DCA/Rotablator/New Device 12 (IHD), The 69th Annual Scientific Meeting of the Japanese C
- Stenting After Directional Coronary Atherectomy Compared With Directional Coronary Atherectomy Alone and Stenting Alone : A Serial Intravascular Ultrasound Study