ブドウ球菌のマウス腹腔内感染に及ぼす抗血清ならびに能動免疫の影響について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
Hyperimmunized anti-α-toxin horse serum failed to protect mice from lethal infection by virulent staphylococcus, while it protected mice from the intoxication by α toxin. On the other hand, it was elucidated that α toxin was able to promote the invasiveness of avirulent staphylococcus in mice. Therefore, it was suggested that a different factor in addition to α toxin ought to play a roll in virulent staphylococcal infection.Passive immunization by antibacterial horse serum and active immunization of mice by vaccine or toxoid also failed to protect them from lethal infection. Thus, it seems that humoral factor in immunity in staphylococcal infection is quite limited.
- 日本細菌学会の論文
著者
関連論文
- 26 ブドウ球菌α毒素のマウスLD_・MLDに及ぼす生菌処置およびトキソイドあるいはワクチンによる前処置の影響について : 微生物学分科
- 11)精製免疫馬血清の凍結乾燥について : 乾燥血清の溶解時間の短縮化の検討
- ハブ蛇毒, サキシマハブ蛇毒及びヒメハブ蛇毒のマウス筋肉内注射による局所病変の比較について
- ブドウ球菌のウサギ皮内感染における免疫の機序 : 3. ブドウ球菌の生菌感作に伴う皮内反応および皮内感染の変化について
- ブドウ球菌のウサギ皮内感染における免疫の機序 : 1. ブドウ球菌感染における血中抗体と皮膚反応の消長について
- ブドウ球菌のマウス腹腔内感染に及ぼす抗血清ならびに能動免疫の影響について
- ブドウ球菌のマウス腹腔内感染に及ぼすコアグラーゼの影響
- ブドウ球菌のウサギ皮内感染における免疫の機序 : 2. ブドウ球菌ワクチンの処置による感作およびウサギ皮内感染について
- マウス腹腔内感染に及ぼすブドウ球菌トキソイド及びペニシリンの影響について
- ブドウ球菌α 毒素とマウスに対する毒性との関係について
- 百日咳菌のマウス腹腔内感染の病因について : 4腹腔内の菌の消長に及ぼす各種血清の影響
- 百日咳菌のマウス腹腔内感染の病因について : 5. 腹腔内の菌の消長に対するAgglutinogen及び粗毒素の影響
- 百日咳菌のマウス腹腔内感染の病因について : 1.腹腔内の菌の消長と食菌作用との関係
- 百日咳菌のマウス腹腔内感染の病因について : 2, 種々な系統マウスにおける感型の差異
- 百日咳菌のマウス腹腔内感染の病因について : 3. 腹腔内の菌の消長に対する粗毒素の影響
- マウスの弱毒肺炎球菌感染について : 2. 感染と免疫機序との関係について
- ハブ蛇毒トキソイドによるハブ咬症の予防に関する研究 : 2. 沖繩におけるトキソイド接種による副作用について
- イオン交換樹脂による狂犬病ウィールスの精製について
- ハブ蛇毒トキソイドの基礎的研究-2-マウス足蹠法によるトキソイドの副作用に関する実験的研究
- ハブ毒が抗原と思われる2,3のアレルギー様疾患の症例について
- トカラハブ(Trimeresurus tokarensis)毒およびその咬症について
- ハブ蛇毒トキソイドによるハブ咬症の予防に関する研究-1-奄美大島におけるトキソイド接種による副作用および血中抗体の上昇について
- ハブ蛇毒トキソイドの基礎的研究-1-トキソイドの免疫原性について
- アジュバント免疫によるハブ蛇毒抗毒素の産生について