栃木県真岡市の切土のり面における駆除処理2年後のイタチハギの再生状況
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概要
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伐採と薬剤によるイタチハギの駆除処理を行った栃木県真岡市の切土のり面で,処理後のイタチハギの再生状況を調べた。駆除処理は2007 年7 月に行い,処理当年の2007 年10 月(以下,処理当年)と2 年後の2009 年8 月(以下,処理2 年後)にイタチハギの個体数と萌芽本数,主幹の直径を調べ,処理2 年後には樹高と果序数,種子数も調べた。処理2 年後にイタチハギは樹高約2m の群落を再生し,個体数は処理当年より多くなっていた。イタチハギは処理当年に多くの萌芽を発生させ,処理2 年後に萌芽本数は減少していたが,主幹の直径は処理当年と同程度にまで成長していた。さらに,再生した個体の約半分が結実していた。本調査で行った薬剤処理では,萌芽により再生した個体を駆除するには至らなかった。また,本のり面の伐採を伴った駆除処理では,イタチハギが萌芽により群落を再生し,さらに新規に個体が侵入する機会となった可能性がある。
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