口腔細菌に対するフッ化物の影響 : (1) Streptococcus mutansの発育およびDextransucrase活性に対するNaFの影響
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概要
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NaFは齲蝕予防のためにしばしば臨床に応用されている。この抗齲蝕作用はエナメル質表層のfluoreapatiteやCaF<SUB>2</SUB>形成により歯質を強化し, 耐酸性を向上させるためと考えられている。近年上記の理由の他に口腔齲蝕原性細胞菌の発育や酸産生に対する抑制作用についても検討が加えられている。<BR>そこでわれわれはフッ化物の<I>Streptococcus mutans</I>の発育およびDextnansucrase活性に対する影響について検討した。今回は特にNaFについておこなった。<BR>その結果は, 次のとおりであった。<BR>1. 最小発育濃度 (MIC) は180ppmF以下であり, 菌株間に有意の差はなかった。<BR>2. 発育抑制はMIC, 2MICレベルで静菌的に作用した。<BR>3. 0-10000ppmF濃度でのDextransucnase活性に対する影響はcell free systemにおいてほとんど観察されなかった。
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