胸部食道亜全摘胃管再建症例の逆流性食道炎と円柱上皮化生の検討
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概要
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【目的】食道癌に対して胸部食道亜全摘胃管再建を行った症例の逆流性食道炎(RE-re)および円柱上皮化生(CLE-re)と胃管酸度(胃管pH)の関係を検討した.【方法】RE-reはロサンゼルス分類(改)(LA分類)にて分類し,CLE-reはCLE-re無し症例・部分性(軽度)CLE-re症例・全周性(高度)CLE-re症例に分類した.胃管pHは上部消化管内視鏡検査時に鉗子孔挿入型微小ガラスpH電極を用いて測定した.【結果】RE-reにおいてはLA分類のGradeが重症化するほど胃管pHが低値であった.CLE-reにおいてはCLE-re分類が重症化するほど胃管pHが低値であった.LA分類のGradeが重症化するほどCLE-reの合併が増え,LA分類Grade D症例の66.7% にCLE-reが合併していた.【結語】RE-reおよびCLE-re発生には胃酸の関与が考えられた.
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