抗血小板薬継続下での内視鏡下生検の安全性
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概要
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人口の高齢化に伴い,抗血栓薬内服中の症例が増加している.病態によっては抗血栓薬の中止が大きな合併症を伴う危険性があるため,必要最小限の抗血栓薬を継続し合併症に注意しながら内視鏡処置を実施する必要がある.今回,抗血小板薬継続下で内視鏡下生検を実施した上部140症例375生検,下部37例75生検について合併症の有無を検討した.ほとんどの症例では低用量アスピリンのみの継続で,少数例では複数の抗血小板薬を継続して生検を実施したが,生検後の顕出血や輸血を実施した症例は認めなかった.低用量アスピリンを含んだ抗血小板薬の継続中でも,内視鏡下生検を注意深く行うことで,生検に伴う出血が増加することはなかった.
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