接着性に基づく不織布用結合剤の格付について
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概要
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(1) 現在市販ないし研究途上にある各種樹脂について, 繊維どうしの接合性という立場から不織布用結合剤 としての格付を行った.(2) 繊維どうしの接合性を製品不織布の切断強度に関係した標準強度勾配 Ku で表示し, この Ku の大小によって結合剤樹脂を比較評定せんと試みた.(3) 標準勾配 Ku は同一樹脂を用いた場合でも繊維の種類で当然異なるから, われわれはこの Ku を用いて繊維に対する樹脂の選択性を評価することが出来る. 評価の結果アクリル酸エステルはナイロン, テトロン, 綿の何れに対しても大体良好な結合剤として使えることがわかった.(4) メラミン樹脂を添加した際の Ku の変化をみると, メラミン無添加の時の Ku が低いものと高いものとでは Ku の変化が大いに異なる, これは各樹脂に対するメラミンの効果が一様でないことを示すものとして注目に値しよう.
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