カイガラムシの脂質に関する研究(第9報) : ツノロウムシのロウ殻の脂質から飽和,不飽和ワックスの分離
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概要
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ツノロウムシ越冬雌成虫のロウ殻から,非エステル成分をまったく含まないワックスを分離し,それをさらに飽和,不飽和成分にわけ化学組成を検討した. (1)飽和ワックスと不飽和ワックスの含有比は,約1:5であった. (2)飽和ワックスのタイプはtrue wax,不飽和ワックスのタイプは環式アルコールと脂肪酸のエステルであった. (3)飽和ワックスの主要構成成分は,セチルアルコール,セリルアルコール,パルミチン酸,ステアリン酸で,不飽和ワックスの主要構成成分は, abietyl-type alcohols,オレイン酸,リノール酸, melissic acid, lacceroic acidであった.
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