滿洲國産タンニン原料に關する研究(第2報) 滿洲國産材樹皮のタンニン成分並に其性状に就て
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概要
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以上の實驗結果並に前報とを綜合すれば從來満洲國産材樹皮はタンニン含量僅少であるとの理由によってタンニン原料としては不適當であると一般に思推されてゐる事は杞憂である.著者の研究によれば満洲國産材中でも柞樹魚鱗樹樺樹椴樹楡樹類等の内には單寧含量も比較的多く其性状も鞣皮用として良好である.故に適當なる方法を以てすれば十分に鞣皮用タンニン原料として使用し得るものと思はれる. 猶本研究は満洲國大陸科學院依託研究費を以て行ひ同院林産化學研究の一部を爲すものである事を附記す. 本研究の資料は満洲國産業部林野局より提供せられた.記して深謝の意を表す。
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