高周波による化学反応の追跡 : (第2報)滴定曲線の解釈及びGlyci eの滴定曲線
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概要
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(1) 本高周波発振器の格子電圧は容器中のイオンの電気伝導度大なる場合程大きく変化する.得られたデータを整理すれば強大(強酸),大(強塩基),中(各種塩類)小(弱酸或は弱塩基)の4群に大別出来る. (2) 反応の結果溶液の電気伝導度が大となれば滴定曲線は上昇する.変化しなければ水平であり,小となれば下降する. (3) 本装置により稀薄水溶液中でglycineがNaOHによりNH2・COO-+Na+となることが認められるが,HClによりNH3+・CH2・COOH+Cl-となることは認められない.
- 社団法人 日本農芸化学会の論文
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