タマネギのりん茎形成に関する研究 (第7報) : りん茎形成に関する光要因
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概要
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タマネギのりん茎形成の外的要因のうち, 光質についてはさきに報告5,6)したので, 光の強さ, 日長時間と長日日数との関係および暗期の補光方法について, 3〜4葉期の貝塚早生種を使用して実験を行なつた。1. 葉しよう基部の肥大は自然光 (自然日長14時間20分〜14時間30分) を30〜40%に遮光すると著しく抑制され, 10〜20%では認められなかつた。2. 自然光 (8時間) を70〜75, 30〜40, 10〜20%に遮光し, 続く16時間を白熱燈2000luxで補光すると, 遮光割合の増加にともなつて球茎比は低下したが, 10〜20%でも葉しよう基部の肥大は認められた。3. 自然光8時間につぐ16時間を白熱燈2000, 750, 240luxで補光すると, 補光照度の減少にともなつて球茎比は低下したが, いずれも順調に葉しよう基部は肥大した。4. 日長時間を16, 20, 24時間, 処理日数をそれぞれ10, 12, 15日とし, 長日処理後短日に移し, 長日処理後20, 22, 25日に球茎比を調査した。長日総時間数が等しい場合 (24時間10日, 20時間12日, 16時間15日) について比較すると, 24時間日長と20時間日長との間よりも, 20時間日長と16時間日長との間に著しい差が認められた。しかし短日後の日数が等しい場合には大差は認められなかつた。5. 短日 (8時間) の暗期に8時間白熱燈で補光すると, 球茎比は暗期後補光までの時間が2時間と5時間でピークに達し, 4時間で最低となつた。6. 8時間または12時間の主明期に続く暗期を総計8時間または6時間, 間けつ的に補光した場合, 1サイクルの長さが短いほど, 球茎比は高く, その効果は24時間日長に近づき, 長いほど, 16時間日長または18時間日長に近づいた。
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