皮下腫瘤の像を呈した隆起性皮膚線維肉腫の1例
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概要
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32歳, 男性。平成14年頃より左上腕部に表面平坦な皮下腫瘤が出現し, 徐々に増大しきたため平成18年8月近医受診し切開生検術を受けた。切除標本からはSpindle cell tumor with low malignant potenntialを考えて同年9月拡大切除術を施行した。同切除標本では皮下脂肪織内に腫瘍細胞が残存し脂肪細胞間に分け入るようにシート状に増生していた。当初の切除標本および拡大切除後の標本の免疫染色ではCD34 (+) , factorXIIIa (-) であることからDFSPと診断した。自験例は皮膚表面への腫瘤形成がなく, 皮下への増生を来しているため確定診断に至るのが困難な症例であった。
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