肝細胞癌における Epidermal growth factor receptor 発現の意義 : 免疫組織学的検討から
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概要
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肝細胞癌における Epidermal growth factor receptor (EGFR) の発現を免疫組織学的に検討した. EGFRは肝細胞癌手術症例17例中7例に陽性で, 癌細胞膜に染色された. EGFR陽性例と陰性例とを比較した結果, 腫瘍径, AFP値, 肉眼分類, 組織異型度分類, 被膜浸潤の有無, 脈管浸潤の有無については有意差が認められなかつた. しかしEGFR陽性例はDNA polymerase α (DPA) 陽性細胞率が高い傾向にあり, また術後早期に再発を認めた症例が多かつた. 以上の成績から肝細胞癌の増殖過程にEGFRの過剰発現が関与している可能性が示唆された.
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