Cellular localization of prostaglandin E2 in rat gastric mucosa. Immunohistological study.:Immunohistological study
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概要
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Cellular localization of prostaglandin E2 (PGE2) producing cells, which play an important role in the gastric mucosal protecting system, were investigated by the immunoperoxidase technique in rat gastric mucosa. Gastric mucosa was perfused and fixed with 0.5% glutaraldehyde-8% paraformaldehyde followed by post fixation with periodate-lysine-2% paraformaldehyde, and stained for prostaglandin E2 by avidin-biotin-peroxidase method.Positive stainings for prostaglandin E2 were observed on the luminal surface of the surface epithelial cells, and in the cytoplasm of the parietal cells in the deeper layers of the mucosa. These specific stainigs, however, were abolished by preabsorption of anti-prostaglandin E2 antiserum with purified prostaglandin E2. Furthermore, positive stainings in the parietal cells were markedly diminished by the pretreatment of animals by indomethacin.These results strongly suggest that mainly parietal cells synthesize prostaglandin E2 in rat gastric mucosa, and play an important role in the gastric mucosal defence.
- 財団法人 日本消化器病学会の論文
著者
-
荒川 哲男
大阪市立大学
-
北野 厚生
大阪市立大学
-
松本 誉之
大阪市立大学 大学院 医学研究科 腫瘍外科学 講座
-
樋口 和秀
大阪市立大学 大学院消化器器官制御内科学
-
小林 絢三
大阪市立大学
-
名倉 宏
名古屋大学医学部病態制御研究施設生体防御研究部門
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