PS試験における elastase output の臨床的検討
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
PS試験における十二指腸液中 elastase 活性を合成基質 Suc- (Ala)3-pNA法, 天然 elastin を基質とした diffusion plate 法および elastase-1 RIA法を用いて測定した. 各測定法での elastase 活性値は, 互いに有意な相関を示した. Suc-(Ala)3-pNA基質法で求めたPS試験での elastase output を同時に測定した amylase output と対比 (E/A ratio) する方法で, 各種疾患における elastase output の変動を検討した. Elastase output は慢性膵炎, 肝硬変および動脈硬化症で有意な低下を示した. E/A ratio でみると肝硬変症と動脈硬化症のみで有意な低下を示した. この結果は, 膵 elastase 含量の特異的低下を示すものであり, これらの疾患の進展に elastase が何らかの関与を有することが示唆された.
論文 | ランダム
- XPD自動測定器の開発
- 伝送新技術の活用(DVB-S2)--HD狭帯域伝送に向けて (特集 次世代放送システムの検討--第43回民放技術報告会「特別企画」 誌上載録)
- 化学組成より鉱物組成を--耐火物技術者ヘ,ユ-ザ-からの提言
- 転炉耐火物--複合吹錬転炉とマグネシア・カ-ボンれんが (耐火物産業と新素材)
- 溶鋼脱硫用ランス材について-2- (〔耐火物技術協会〕第15回製鋼炉用耐火物分科会資料〔含 討論〕)