PS試験における elastase output の臨床的検討
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概要
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PS試験における十二指腸液中 elastase 活性を合成基質 Suc- (Ala)3-pNA法, 天然 elastin を基質とした diffusion plate 法および elastase-1 RIA法を用いて測定した. 各測定法での elastase 活性値は, 互いに有意な相関を示した. Suc-(Ala)3-pNA基質法で求めたPS試験での elastase output を同時に測定した amylase output と対比 (E/A ratio) する方法で, 各種疾患における elastase output の変動を検討した. Elastase output は慢性膵炎, 肝硬変および動脈硬化症で有意な低下を示した. E/A ratio でみると肝硬変症と動脈硬化症のみで有意な低下を示した. この結果は, 膵 elastase 含量の特異的低下を示すものであり, これらの疾患の進展に elastase が何らかの関与を有することが示唆された.
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