Ethanol の glucagon, とくに腸管 glucagon 様物質 (gut glucagon-like immunoreactivity) 分泌に 及ぼす影響に関する研究
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概要
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Ethanol (Et) の glucagon 分泌, とくに gut GLIに与える影響をラットを用いて検討した. (1) 1回Et投与群の血中Et濃度は30分に最高を示し, 血糖値は10%Et群で有意に低下, 血中IRIは10および20%Et群で有意に抑制, 一方血中GIは前値に対し両群とも有意に上昇したが対照群とは10%Et群のみ有意差を示した. gut GLIはEt投与後上昇傾向を示したが対照群と差異はなかつた. (2) 慢性Et投与群の arginine 刺激時の血中GI反応は対照群と比べ低い傾向を示すに対し, gut GLIは前値が上昇傾向, 刺激後3および5分目は有意の高反応を呈した. 以上より1回および慢性Et投与に対しGIと gut GLIは異なる変化を示し, アルコールによる消化管障害との間に何らかの関連性が推測された.
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