放射線による消化管の障害 : 実験的並びに臨床的研究
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概要
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消化管が放射線によつてうける生物学的な障害を形態学的および機能的な面から研究した. マウスおよびラットにLD50前後の量のX線を照射して調べると, 腸管では crypt の核分裂にしたがつて細胞新生に一次的な抑制がみられ, villus の平低化をきたす. 粘膜の障害は, 2〜3日目に最高になり, 死をまぬがれた動物では再び回復してくる.57Co-B12を用いて腸管の運動および吸収を調べると, 照射後胃内容の下降が障害され, 次いで小腸の蠕動も低下した. 48時間前後を境にして吸収が著明に低下するが, それ以前は吸収能はほぼ保たれた. 婦人科の骨盤深部治療患者について調べると, 静注131I-PVP の腸管内漏出, 131I-triolein, D-xylose, 12の吸収に軽度ながら障害がみられた.
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