市販ヒジキから酵母α-グルコシダーゼに対して阻害性を示す少量成分を精製した。各種機器分析の結果から阻害物質の構造をスルポキノボシルモノアシルグリセリン (SQHG) と同定した。SQHG は既知阻害物質であるスルポキノボシルジアシルグリセリン (SQDG) のリゾ体である。阻害率を比較したところ, SQMG は SQDG より強い阻害性を示した。