側鎖に複素環 (窒素) 骨格を導入したモノテルペニル誘導体の合成とその生理活性 : 生理活性物質の合成に関する研究(第17報)
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概要
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モノテルペノイドを母格とする生理活性物質合成に関する研究の一環として, 今回 (-) -ペリラアルデヒド (1), (+) -カルボン (2), (+) -1-p-メンテン-9-アール (3), および (+) -α-カンホレンアルデヒド (4) と3種類の複素環式化合物 (2-ブロモピリジン, 3-ブロモピリジンおよび5-ブロモニコチン酸) と比較物質として4-ブロモ-<I>N, N</I>-ジメチルアニリンおよびブロモアセトアルデヒドジエチルアセタールとの縮合反応を行った。その結果, レタスの種子に対する発芽抑制では, (3) から誘導した (3c) および (3d) が薬量100ppmにおいて良好な発芽抑制があることがわかった。また, 稲に対する生長阻害では (2) から誘導した (2b) に強い阻害活性があることがわかった。つぎに, 抗菌活性について検討したところ, とくに (4) から誘導した (4a) および (4b) が枯草菌に対してMIC値25〜50ppmを示すことがわかった。
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