DTM及び衛星データを用いた地すべり危険地域の抽出
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概要
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数値地形モデル (DTM) 及び人工衛星データ (LANDSATTM) を用いて四国の中央部13×14Kmを対象に地すべり解析を試みた。DTMからシェーディング画像・切峰面図・水系図を作成し, 人工衛星データから植生図・土地被覆分類図を作成し, 地すべり地の分布状態を考察した。その結果地すべり地は地表水や地中水の集中する地域に分布しており, 地形浸食と密接な関係にあることが判った。<BR>さらに, これらのデータと現地調査および室内実験結果を用いて対象地域内全域の地すべり危険度マップを斜面安定解析により作成した。その結果, 90%の地すべり防止区域は危険とみられる地域に位置し, 良好な結果を得ることが出来た。
- 社団法人 日本地すべり学会の論文
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