感染と拡大・縮小を繰り返した気管支嚢胞の1切除例
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概要
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気管支嚢胞は多くは無症状で経過し,一部には感染や呼吸不全を併発する症例も見られるが,長期間に渡って拡大・縮小を観察しえた症例は非常に稀である.症例は49歳,男性.28歳時に背部痛および発熱にて近医受診し,上縦隔腫瘍と診断されたが,短期間で腫瘍が縮小したため外来フォローとなった.その後も健診で度々胸部異常陰影を指摘され,不明熱と背部痛を認めていたが,放置していた.49歳時より,発熱と背部痛を頻回に認めるようになったため,当院受診となった.CTにて食道左側と主気管支に接する類円形腫瘤影を認めたため,手術を施行した.腫瘍は左肺上葉に強固に癒着していたため左肺上葉の一部とともに腫瘍を摘出した.病理組織学的に気管支嚢胞と診断した.気管支嚢胞は,感染を繰り返し,腫大することで周囲臓器への癒着や圧迫症状が出現するため,早期の外科的切除が望ましいと思われる.
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