動物実験代替法における国際協調
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概要
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動物実験代替法(以下,代替法と記す)の開発を促すために各国に設立された代替法バリデーションセンターの協調を図るため,2009年に日米欧カナダの参加で,代替試験法協力国際会議(ICATM: International Cooperation on Alternative Test Methods)の覚書が交わされ,代替法の開発に国際協調がより重要視されることになった.さらに,2011年には韓国の追加参入が決まり,新たな覚書が交わされた.このICATMの取り決めに準じた日本動物実験代替法評価センター(JaCVAM: Japanese Center for the Validation of Alternative Methods)の活動状況および今後の国際対応についてまとめた.本来なら,ICATMの傘下においてJaCVAMは欧米間での調整役を果たすべきであるが,体制が未熟で層が薄いJaCVAMにはその役割が望まれていない.国際的な位置付けを高めるためにも,日本の技術力を利用して,より多くの画期的な試験法をテストガイドラインに提案していきたい.そのためには日本人専門家の協力が不可欠であると考えている.
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