炭素管アトマイザーを用いる無炎原子吸光法によるヒ素およびアンチモンの定量
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概要
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炭素管アトマイザーを用いる無炎原子吸光法により,河川水や工場排水中の微量ヒ素およびアンチモンを直接定量した.定量方法は,20μ<I>l</I>の試料をアトマイザーに注入して乾燥,灰化および原子化を順次行ない,ヒ素193.7nm,アンチモン217.5nmで吸光度を測定し,検量線からそれぞれの濃度を求めた.共存物の影響は少ないが,ヒ素の測定では,リン酸イオンやハロゲン化アンモニウムが妨害した.塩によるバックグラウンドの吸収は,非共鳴線を用いて補正した.<BR>本法による分析結果は比色法による結果とよく一致し,検出限度はヒ素5ppb,アンチモン1ppbであった.分析値の変動係数は4%以下で,再現性は良好であった.
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