ケイ光X線による銅-ニッケル合金の主成分の定量 : ケイ光X線分析におけるマトリックスの補正について(第1報)
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概要
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銅,ニッケルのケイ光X線Kαは鉄,マンガンなどによる吸収効果を受ける.白銅,ニッケル-銅合金中の主成分を定量する場合の吸収効果の補正式を導き,精度よく定量することができた.第三元素が多くなった場合(10%程度)精度は少々わるくなるが,補正式の適用は可能である.<BR>一次X線として連続X線を使用した場合の有効波長について,補正定数の値から考察し,一次X線の強度分布にあまり左右されないことがわかった.
- 社団法人 日本分析化学会の論文
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