けい光X線分析法における鋳鉄の試料作製法
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概要
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けい光X線法における鋳鉄試料の鋳込方法,前処理の影響について検討した.その結果分析試料は組織を均一にする必要があり,鋳込方法は完全な砂型か金型いずれでもよいが,金型によるほうがよりよい結果が得られることがわかった.<BR>金型鋳込試料の分析正確度(平均誤差:<I>d</I>)は<BR>Si:0.023% Mn:0.013% P:0.001% S:0.0006%<BR>砂型鋳込試料は<BR>Si:0.058% Mn:0.017% P:0.0029% S:0.0019%<BR>が得られた.<BR>また試料前処理の時間をも含め1試料の分析時間は約5.5分で,炉前分析,工程管理分析,検定分析にじゅうぶん実用できることがわかった.
- 社団法人 日本分析化学会の論文
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