アセチル化ポリエステルを固定相液体とするホルムアルデヒドのガスクロマトグラフィー
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概要
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ポリエステルを固定相液体としてホルムアルデヒド,水などの混合物のガスクロマトグラフ分析を行ない,次の結果を得た.<BR>(1)液相の末端水酸基はホルムアルデヒドと大きな相互作用を持ち,この水酸基をアセチル化することにより各成分の分離が向上した.ポリエーテルについてもアセチル化処理により同様の効果を認めた.<BR>(2)液相のエステル結合よりエーテル結合が,水およびホルムアルデヒドに対する相互作用が大きい.<BR>(3)液相の原料組成により耐熱性に差が認められた.<BR>(4)耐熱性,分離能にすぐれた液相としては,アジピン酸-エチレングリコールよりの低酸価ポリエステルのアセチル化物が適当である.これを用いてホルムアルデヒド系樹脂分析を行なった.
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