<I>N</I>-8-キノリル-5-ブロモサリチリデンイミンによる銅の吸光光度定量
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概要
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本試薬は8-アミノキノリンと5-ブロモサリチルアルデヒドから簡単に合成され,水には難溶であるが,銅(II)とは鋭敏に反応して,黄緑色水溶性の錯体を生成する.従来の試薬よりすぐれた点は,生成した錯体が水溶性であるため,操作が簡単で,精度よく迅速に銅を定量できることである.銅(II)の試料溶液のpHを1.5〜2.1に調整したのち,本試薬のアルコール溶液を加え,室温でときどきかき混ぜながら20〜30分放置すると銅錯体が定量的に生成する.水で一定量にして,波長435nmにおける銅錯体の吸光度を測定し,銅の量を求めることができる.検量線は銅として0.65〜1.30mg/<I>l</I>の範囲で原点を通る直線となる.
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