有機微量分析におけるノズル式燃焼方式の効率および有機微量成分分析への応用
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概要
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有機元素分析における燃焼分解の効率を上げる方法としてノズル部より気体を噴射する燃焼方式は,その著しい酸化効率から注目される.そこで,この燃焼方式について検討を進めノズルの各型について比較検討を行なった.ついでその成果に基づいて酸化効率のすぐれた燃焼方式を選び,多量試料中の微量成分分析を行なった.各種の標準試料を調製して有機物中にハロゲンと共存して含まれる0.1〜0.005%のイオウを定量して成果を得た.さらにハロゲンをイオウと同時に定量することにより分析処理を能率化することを検討し,試料中に含まれるハロゲンの微量成分をイオウと同時に定量する目的を達することができた.
- 社団法人 日本分析化学会の論文
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