ミリスチン酸鉛の多重累積膜を分光素子とするナトリウムおよびフッ素のけい光X線分析
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概要
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ナトリウムおよびフッ素のけい光X線分析における感度は低く実用にならない場合が多い.この原因の一つはNaK<SUB>α</SUB>, FK<SUB>α</SUB>線の分光素子として用いられているKAP, Gypsなどの反射効率が低いためであることを知った.<BR>そこで比較的反射効率の高いミリスチン酸鉛の多重累積膜を分光素子として用いることにより,ナトリウムおよびフッ素の感度を約6倍向上させることができた.<BR>また,感度,検出限界とマトリックスとの関係についても検討を行なった.
- 社団法人 日本分析化学会の論文
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